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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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新学期が始まって、今年も時間割の組みかたを悩む季節になった。

『副専攻制度』なるものにエントリーしてみた結果、他学科他学部の授業も多少履修しなければならなくなってしまった。
別にキツかったら降りてもいいのだけど、そんなつもりはない。
元々私がやる気でエントリーしたのだし。




私の学部は文系の授業ばかりなのだが、保健医療系の学部は生物やら化学やらの理系科目があって、それらを履修するいいきっかけになるかなあ、とエントリーしたのがはじまり。


何故今更になって理科に手を出すのかと言うと、早い話が過去を取り戻したいのである。
私の短かった高校時代でマトモに受けることのできなかった科目たちを、今こそ取り返そうではないか、と。
今期のうちに生物学と化学、それから頑張れそうなら物理にも手を出してみようかと考えている次第。
物理を履修して、メガネをかけて、『実に面白い!』と言ってみたいのである。


正直あまりレベルの高い大学でもないから、授業のレベルもたかが知れているし。
後期中等教育を十分に享受できなかった私であっても、無理なくついていけそうなレベルなのではないかと推測している。
最初の一歩としては丁度いいんじゃないかなぁ…と。

うちの大学の学生の前では、口が裂けてもこんなこと言えないけれど。





心理学科は、割と文系と理系の狭間にある学問のような気がする。
人の心を扱う以上、絶対に数字で割り切ることのできない事象を扱うことも多いのに、統計学は使うし。

TAをやっているせいで心理学科の学生のくせにやたらと情報処理&統計に特化してしまった私は、周囲から理系男子のように見られることも多い。
でも、臨床志望。最も数字で割り切れないような領域。


しかもここで『生物・化学・物理をやります』なんて言い出そうとしているのである。
もう、何がやりたいのか周囲には理解不能であると思う。



しかし、多分それでいい。
周囲に理解されるために勉強している訳ではないのだから。


私を突き動かす原動力の半分は、過去への復讐にある。
(復讐、と言うと少し不適切かもしれないが)

今ここに存在している『私』という存在は、どういう過去がどう積み重なって今日を生きているのか。
今この瞬間の私は、どうやって成り立っているのか?
正確な答えなど出るはずのない、こんな問いをずっと追い求めている。
自分という理解不能な存在を、できる限り解明してみたい。

そしてそれと同時に、病に伏していたために高校時代に学びきれなかったことを、取り戻したいとも思っている。


かなり過去に縛られながら生きているという自覚はあるが、この縛られ方ならそんなに悪くもないように思う。
『過去』という疑問を追うために、前を向いている。




因みに、原動力のもう半分は『人助けをしたい』という陳腐なもの。
そりゃ、泣き顔よりは笑顔のほうがいい。ああ、しょぼい理由だ。








今日外に出てみたら、桜が丁度見頃だった。
だが、私としてはあと2日くらい待ちたい。
春風に乗って桜吹雪の舞う頃が、個人的には一番美しいように思う。

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数日前に、新宿でやっていた花展に行ってきた。
この前の靖国でなんだか華道が楽しいなあと思い始めてしまった私、学ぶことは多かったように思う。


上手い人のお花っていうのは、すごく立体的で。
どの角度から見ても美しい、と感じる。
正面だけ着飾ってもダメなのよねん。


普段は『奥行きがああでこうで…』と先生に忠告されながら生けるのだが、理屈と感覚を両立させないとどうしてなかなか理解不能。
そして、感覚と理屈の両立は果てしなく難しい。
まるで言語化できない感覚を強引に言語化したものを伝えられているような、そんな感じ。





折角都内まで出たんだし…と、帰りになんとなく渋谷に行ってみる。
そうしたら、怖かった。もう、怖かった。

ハチ公側の出口を出たら、それはそれはもう。
なんだろう、あの威圧感。


新宿・池袋は全然こんなこと感じないのになあ…。
やはり出入りしている人間の年齢層だとか、系統の問題のようだ。



私には刺激の強すぎる世界が広がっていたので、慌てて西口側に逃げ込む。
渋谷にこんなに怯えている私だが、高校に復学するか否かで揺れている頃に、実は一瞬だけ渋谷にあるサポート校に通おうか…という案が出ていた事があった。


確か、西口から歩いて10分くらいのところにあったハズ…と、かすかな記憶を頼りに候補だったサポート校を探してみる。
なんとなくしか覚えていなかったので30分近くかかったが、行くことができた。



行ったところで、何の用事もないのだけど。
むしろ、『そういえば、こんなところだったなあ…』と一瞥して引き返してしまった。


結局、当時は無理をおして全日制の元々在籍していた高校に復学して、あの高校で私は社会に再び引き上げられた。
高校時代なくして今の私は存在しえない、と言っても過言ではないほどのたくさんの貴重な経験をあの場所で積んだけれど、もしこの渋谷の学校に転校していたらどうなっていたのだろう。


人格面からもうまるで別物の人間になっているような気もするし、不可能性について考えた時の予想のように、結局今の私と大差ないような気もしなくもない。
恐らく当事者の私にしかわからない感覚なのだろうが、なかなか面白い分岐点だったなあと思う。
私という人間に及ぼされる影響の量や質はさておいて、少なくとも環境はまるっきり違うものだったのだから。



いずれにせよ、当時の選択に全く後悔がないから今こうやってぼうっと思いを馳せることもできているのだと思う。
うじうじ人間の私がここまで後悔がないと思えるのも珍しい。

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昨日、世界ふしぎ発見でマチュ・ピチュを特集していた。
それを見て『ああ、そういえば書いてないなあ…』となんとなく思い出したので、今年の私の誕生日の過ごし方を少し書き留めておきたい。





元々今年は大学の友人たちが祝ってくれるという話だったのだが中止となってしまい、かと言って誕生日にノープランは寂しいので、所属している勉強サークルのような団体の活動をしようと思ったら責任者の先生が忙しいらしく断られ、ならばバイトでいいや!とバイトを入れようとしたら『明日はいいや、別に』と断られて途方に暮れていた20日の夕方。
家に帰ってぼうっと読んでいた新聞の広告にあった『インカ帝国展』の文字を見て、私は決意するのであった。


そうだ インカ、行こう。


とにかく断られ続け、もう誰に声を掛ける気力すらも残っていなかった私が導き出した答え。
『声を掛けるなんて慣れないことしてないで、一人で楽しめばいいじゃん』。




3月21日、単身で上野の国立科学博物館に突入。
しかし平日昼間だから人も少ないだろう…と思ったのが甘かったらしい。
人の多いこと多いこと。

よく見たらレディースデーだったせいか、女性も多かった。
おじいさんおばあさんの老夫婦だったり、子連れのお母さんだったり、一人でミステリアスな雰囲気を漂わせているお姉さんだったり、展示品そっちのけでいちゃつくカップルだったり(砕け散れ!)。
平日昼間ながら、なかなか繁盛していた。


いちゃつくカップルに呪詛をかけつつ(弾け飛べ!)、人混みの合間を縫って展示物を眺める。
ああ、こういうときに背がもっと高かったらよかったのに…。



でも、すごく興味深いものが多かった。
やっぱり、新大陸の文明って魅力的。
インカとか、マヤとか、アステカとか、その辺りはもう大好き。
ベタだけど、マチュ・ピチュの神秘的な雰囲気だとかがすごく好き。
マヤ文明のチャクモールという像も何故か好き。惹きつけられるものを感じる。



しかし、何故新大陸の文明が好きなのか?と聞かれると、返答に困る。
明確な理由はないのだが、なんとなく好き。
(…恋に落ちることに理由はいらないと言うが、こういう感覚なのだろうか。………違うか)


強いて1つ挙げるなら、人身御供の文化に魅力を感じているかもしれない。
本当に神が存在する世界だったんだろうなあ、とか。
『神に対する祈りや感謝の意を示すために、自分たちのもっとも大切な“命”を差し出す』という論理が成り立っていた社会。
マヤ文明には、生贄を決めるための球技すらあったのだとか。
負けたチームの主将は普通に殺され、勝ったチームの主将は栄誉ある生贄とされた…とか。

まるで現代の考え方とは違う風習に、ある種のファンタジーを感じているのかもしれない。






インカ帝国展を見終わった後は、閉館時刻まで常設展もフラフラして。
科学博物館の閉館後は、アメ横付近をフラフラして。
そんなこんなで、『一人を満喫する方法』ばかりをどんどん習得していくanotherなのであった。

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そうだ、ログを残せ。
ブログの語源は『ウェブログ』にあるのだから、そうでなければブログに何の意味がある。
や、本当に厳密に語源を辿れば『WebのLog』なのだからリアルの出来事をつづる日記になっているのもおかしい、ということになるのだが、そこは大目に見てもらうとしよう。



あまりにも更新しなかったせいで閲覧者がもうほとんどいない状況だが、だからといってはいそうですかと閉鎖できるほど私はキッパリした人間でもない。
過去を悔やむより、これからいかにして更新頻度を保つかを考えよう。





さてさて。
二十歳を迎えてから、休む間もなく立て続けに飲んでいる。
21日は父親が誕生祝に開封したちょっとお高い日本酒(賀茂鶴大吟醸)を飲み、22日はサークルの追いコンで安酒を腹いっぱい流し込んだ。
そして、23日はついさっきまで高校時代の友人と飲んでいた。




や、楽しかった。ええ。
基本的に高校時代の連中が大好きすぎる私なので、楽しくない訳がない。


演劇部の方々と絡むのはほとんど初めてだったもので、高校時代の連中で集まったハズが『初めまして』から始まるという奇特な形だったけれど、それもまあ悪いものではない。
現役時代にそちらまで交友関係を広げる余裕がなかったのならば、これから広げればよい。
あの頃は力加減もわからず、本当に毎日全力投球だったからなあ…今もこんなことを言えた生き方なんてできていないけれど。




楽しかったからまたやりたいし、新聞部が半分集まれていない状況が少し気になったので、“彼”を少し焚き付けてみようかしら。
1つ年下でありながら私の同期であり、かつて全力で部長を全うしたという彼を。


引退も卒業もせず部の中にほとんど名を残さなかった私だが、今更少しくらい裏で糸を引いていても罰は当たるまい。
多少の影響力くらい、残っていてほしいものだ。

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20
こんにちは。
そして、またしてもお久しぶりです。



本日3月21日、無事に二十歳を迎えることができました。
これもひとえに皆様のお陰でございます。
今後とも、未熟者ではございますが、よろしくお願いいたします。





そして、もっと更新出来るように頑張ります( ´△`)
時間の使い方が下手なんだろうなあ…。

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1992/03/21
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社会人
趣味:
日本文化に触れること
自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

【座右の銘】
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