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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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ひぐらしの「with“You”-絆-」を聴いていた弟(次男)が、圭一君の「運命なんて、簡単に変えられるんだ!」という台詞に反応してこう言った。

「運命って絶対に変えられなくない?」


中々面白い事を言うものだ思い、と理由を聞いてみた。
「だって、『運命』を変えるって言って未来を変えても、その変えた未来もまた『運命』じゃん」

…さすが、私の弟だった。
私とほとんど同じレベルの屁理屈な持論を持っていた。
弟もなれるだろうな、駄文書きに。
国語、得意らしいし。
…私ほどの滅茶苦茶な文章を組み立てられるかどうかは知らないが。








今日は、久しぶりにたこ焼きしてみた。
多分、「学校内たこ焼きタッパー持ち込み事件」の時に焼いたのが最後だったと思う。
焼いた恩を仇で返されパシられたanotherが保健室でレンジを借りて温め、微かに屋台のような匂いの漂うタッパーを紙袋で必死に隠しながら学校の廊下を右往左往したという伝説の事件。
あの日は、天すらも私を見捨てたのだ…。


…回想はさて置いて。
久々に焼いたが、不思議なものだった。
まず、生地の分量とかすっかり忘れてた。
隠し味にスキムミルクを仕込むだとか…さっぱり忘れてた。
私が参考にしている本レシピ(3~4つのレシピを組み合わせて自己流でやってるんだけど、その主幹のレシピ)を見てようやく思い出し、ボウルにぶち込む。


タコをぶつ切り、青ねぎを小口切り、紅しょうがをみじん切りにして…準備完了。
ご無沙汰だから焦がしたり半月になっちゃったりするかなぁ、と心配だった。

…しかし鉄板を目前にした途端、1年間の修行の成果が体に蘇る。
なんと勝手に動くのだ、体が。
おぉ…久しぶりなのに全然焦げない、形が崩れない。
これが「体が覚えてる」って奴か。
やり込み、ならぬ焼き込みをしていた時期には及ばずとも、中々の出来だった。

そして料理をする事により、いい気分転換になったのだった。







それじゃ、今日はこれで。
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なんとなく呼ばれたような気がして、その直感の赴くままに九段下、靖国神社まで行ってきた。
桜どころか、もう青葉が茂り始めてた。


何故だろうか、厳密に言うと曽祖父はまだ靖国じゃなくて実家に居るハズなんだが。
でも、この季節になるとどうも惹きつけられるらしい。
そういえば去年の桜が青葉になる頃にも、そうやって行った気がする。

否…周期はもっと短いハズだ。
前回参拝したのは確か寒くて雨が降ってる夜で…いつだったっけ。
制服着てた気がするから多分学校帰り…18時で閉まっちゃうのになんで1時間近くかけて行ったんだろう…。

………。
…思い出した、皆が修学旅行に行っちゃって私一人が学校に取り残される前日だ。
寂しすぎて死にそうで藁にもすがる思いで行ったんだ。
そう、もう閉まってても私にはあんまり関係なくて。
あのデカい鳥居をくぐって、暫く境内を歩いてるだけでも何か伝わってくるものがあるような気がして。
霊感なんてないけど、あの場所に行く度に勇気だとか気力だとかいうのを分けてもらってるような気がする。


17時半で閉館する遊就館、今日は九段に着いたのが既に15時30分を過ぎていたので寄るつもりはなかった。
かと言って祖父もいないから本殿に入る事も出来ないし、拝殿で参拝だけしてこようかなって。
その予定通り拝殿で参拝して…しかし次に気づいた時には遊就館に入っていた。
…ははは、やっぱり何かに呼ばれてるのかね。
時間がなかったから勿体ないけど流し見で、展示室を一通り巡る。

特別展、「矢弾丸尽きるとも」。
昭和19年、日本軍の物資も底をつき始め、敵軍がいよいよ本国に迫ってきた頃。
そんな時間軸に散っていった英霊たちの思い。
たとえ、自分の命が果てようとも。
家族、恋人…愛する人達の住むこの国を守るために。

…こういう方々がいてくれたから、今の日本があって。
あんまり堅っ苦しい考え方はしたくないけど、決して忘れちゃいけない事。









帰宅すると、学校から封筒が届いていた。
08年度の学年主任の名義で。
今更何だろう…と思いながらも開封。
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(高校名と学年主任・私の名前は伏せで)
旅行積立金の返金…そういえば、口座に振り込まれてた。
その業務連絡か…と思ったら。

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さっきの文章のズーム。
この赤枠の一文。
…この手紙、定型文のテンプレじゃなかったんだ。
主任の先生までこんなに…。
どれだけドッキリ好きな人が多いのよ、この学校は。
不意打ちでこれ以上目頭を熱くさせないで。

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これは以前にも書いたと思う、担任が退学許可証に密かに添付してた手紙。



どうやら私は、とんでもなくいい先生に恵まれすぎていた学校を中退してしまったらしい。
変な言い方だけど、生徒同士でのシークレットとかはあり得るかもとは思ってた。
年度末には「なんか最近やたら素っ気無さすぎるしそれもないだろうな寂しいな…」とか実は思ってたんだけどね。
今考えるとそれすらも、秘密裏に事を運ぶための布石だったのか…。

卒業証書とか、写真とかアルバムとか。
半端なく嬉しかった、本当に。
だけど、先生方までこんなに…。
8人もの先生方が一筆書いてくれたアルバムすら感極まりない代物なのに、加えて個人個人からこうやって。
…本当はここに挙げたのだけじゃなくて、まだ他にもあったりするくらい。

悪く言えば、私は学校にデカい傷をつけて去った事になる。
中退、なんて学校側としても一番出したくなかった数字だと思う。
事実、私の退学許可証には40年以上キャリアのある学校にも関わらず「第十八号」と書いてあった。
ただでさえ優秀な進学校だ、元々「卒業できない生徒」なんてかなり少ないんだろう。
もし居たとしても転校なら中退にはならないし、きっと今までそうやってきたんだと思う。

そんな優秀校の看板に、デカい傷をつけて去ったであろう私。
それなのに、先生方にこんなに思いやってもらって。
自分がどれだけ幸せ者だったかと、痛感する。


最近綺麗事を書く事が増えた理由が、少しわかった気がする。
1年間、私は優しさに包まれていた。
保健室でも、職員室でも。無論、部室でも。
そんな優しさに心を洗われて、今の私がいるんだと思う。






長くなったけど、今日はこれで。
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P.S.
土曜にすっかり忘れてた。
悪魔、きーちゃん、化け狸、ス(以下自主規制)
…呼び名はどうでもいい。
ページメーカー( ゚д゚)クレ
伝、貴女様しかいないんです。
どうか、よろしくお願い致します。

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昨日の記事を読み直して色々と考えてはみたものの、やっぱり何が伝えたくてあれを書いたのか理解できなかった。
だけど、一つ気づいた事が。




花好き…というかこの私の植物好きなところ、母方の祖母に似ている。
祖母と違って、私は植物に関する知識は皆無に等しいのだが。

物事に対して使命感が強すぎて結局ネガティブになったり、義理堅すぎてカタブツなところは母方の祖父にそっくり。
己の直感を信じて「常識破り」を本当に実行してしまうのは、父方の祖父のやり方に似ていて。
何だかんだでウザいくらいにお節介を焼きたがるのは、母と父方の祖母に似てるな。
んで、半人前のくせに自分なりの人生論を作りたがるのは親父譲りか。


偏見もあるかもしれないけど、こうやって考えてみるだけでも中々に面白い。
詳しくは語らないけど、父方の祖母はもう他界してしまったし、祖父も数年前から結構マズい状況。
死んでしまった、だけど死んでないと考える事が出来たら。
その人はもうこの世にはいなくても、私という人間の中にしっかりと生きている。

親族だけに絞った話でもなく、生前ある程度親しい関係があった人の中にも、必ず何かしらの形で人間とは生き続けるものではないだろうか。
天寿を全うする事、人生とは果たしてそれだけだろうか。
否、むしろ「死後に何を残せるか」というのもかなり重要なのではないだろうか。
親父の言葉…「未来に何を残すのかを考えるべき」の究極形は、ここにあるような気がする。



私は一番母方の祖父に似ている感じがするが…それにしても、色んな人の血が私の体には今も流れていて。
それだけじゃない、たった17年だって今まで出逢ってきた人達の色んな考え方が私の中に生きている。
それらを全てひっくるめて、唯一無二の「another」という存在が今ここにいる。
どんな化け狸だろうが、どんなに猫かぶってようが、それもまた誰も真似する事の出来ない自分自身。
十分だ、それだけで。
今ここでこの記事を書いている事。あるいは、この記事を読んでいる事。
それは紛れもない「自分」が存在している事の証明。







…今日も何やらよくわからない記事になった気がするが、いいか。
1日1日を生きること、それが何よりの存在意義なんじゃなかろうか。
これが病みモードの私がいつも抱く疑問「自分の存在意義」に対する、今の私なりの解答だ。

それじゃ、今日はこれで。
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P.S.
桜は散ったけど、4月いっぱいはこの春テンプレで行きます。

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もう、桜はすっかり散ってしまった。
先週の日曜~火曜あたりが一番見ごろだった。
少なくとも、私の家の近所の公園では。


今年は学校近くの川沿いの桜、結局ほとんど見れなかったなぁ。
種類が違って早めに咲いてくれた1~2本しか拝めなかった。
うーん…残念。




先週の土・日・火曜に花見、までは行かずとも桜を眺めに近所をふらふらと。
…先週、でいいのか?4月4・5・7日ね。
4日は1人で、5・7日は友人に誘われて。


4日に見たときは、どうもまだ満開には至っていなかった。
ちょっと物足りない感じ。
5日が丁度満開だったかな。

だけど私は、7日の桜が一番好きだった。
役目を終えて、儚くも散りゆく花びら。
その儚さに、どうしてか強く惹かれるものがある。
強めの春風に吹かれてぶわっと大量の花びらが宙に舞った時には、思わず見とれてしまった。

消えゆく命の、その最後の一瞬の輝きというか。
いや、実際は花びら一枚一枚が独立して生きてる訳じゃないけど。
だけどなんだろう…今まで桜の樹の一部として生きていたものが、樹から離されて生きたものではなくなる瞬間。
そんな感じのものに、私は惹かれているのかもしれない。






脳内の構想と、随分書く事が違ってしまった。
まあ、いつもの事ではあるのだけど。

何が言いたいんだろう…書いていて自分でもわからない。
…あーダメだ、今日はホントに全然わからない。
何にも繋がらない。
パス、行間読んで適当に理解してください。
しかし…作者当人にも読めない行間とはこれ如何に。



今日は、これで。
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タンクトップに薄手のジャケット1枚羽織っただけじゃ、さすがに日が沈むと寒いな。
昼過ぎに病院に行った時はこれくらいで丁度よかったのに…。
だけどそんな少し冷たいくらいの夜風が、今の私には心地よかった。



病院では、先生にかなり渋い顔をされてしまった。
修了式が終わったあたりからだろうか、東進の“スタッフゥー!”(因みに、僕つけめん)の方々の気迫に負けて段々と調子を崩して。
予備校側としては「3月24日」で学校関連の事は全部ケリつけて勉強一本にシフトしてほしかったんだろうけど。

ただ…私の“母校”の恩師の先生方ってのは、部活の皆と同じで不登校から外の世界に飛び出した私を一番に認めてくれた人達で。
それがどれだけ嬉しかった事か…まあ、引き篭もったりせずに普通に生きられる人にこの感情はわからないかもだけど。
修了式以降も、ちまちまと行かせてもらった。
どんなに「未練がましい」と面談のにーちゃんに怒られようが、これだけは譲らなかった。
悪いけど1~2日程度の受験勉強なんかより、こっちのほうがずっと大切な事だった。


…ちょい話がずれたな。
で、4月1日以降の話になる。
我侭を貫き通した影響か、それはそれは悲惨なものだった。
実は3月30日学校に居るときにも電話がかかってきてこっぴどく叱られたのだが、4月1日以降その電話が激化。
家電のベルが鳴る度、弟に出させて居留守を使ったり。
携帯も電源切りっぱなし、とにかくもう怖いくらいだった。
生活習慣が乱れて自暴自棄になっているところに加えてその恐怖感、学校を離れた…即ち理解者の下を去ってしまった不安感、そして「自分の我侭がこの事態を招いてしまった」という罪悪感。
…こいつらが、ここ10日間くらいの堕落に絡んでた感情。
加えて薬が飲めなかった時期もあったものだから、落ちる速度の加速度は恐ろしいものだった。

もう人生なんてどうでもよくなって、我侭を言いまくって迷惑をかけてしまった東進に行くには敷居が高くて、そして怖くて。




だけど今日思い切って行ってみたら、反応は怖いくらいに呆気ないものだった。
…あの校舎長が、「よく来たね」。
面談のにーちゃんも怒るどころか謝ってくる始末。
一体これは…。

本当は今日怒られた時に反発して(怒られると思ってたから)、そこからきっちりと話をつけるつもりだったんだけど。
体調の事、3月末の事、そしてこれからの事を。
なのに言うまでもなく…ってくらいに、東進の“スタッフゥー!”(今度は僕ラーメン)の言動にトゲがない。


10日近く実質無断で欠席したのが無言の病状アピールになったのだろうか。
あるいは…東進で恐らく今一番私の現状をわかっているであろう人物、担任。
彼に木曜あたりに電話で密かに現状報告と意思を告げたのだが、彼が校舎長と面談のにーちゃんに上手い事説明しておいてくれたのか(私だとどうしても口下手だから…)。

とにかく、キッツいのがなくなってた。
…個人的には、後味悪い解決法なんだけど。
出来ればきっちりと自分で説明して、そして我侭を貫いてしまった事は謝りたかった。


だけど今のところは、これでいいんじゃないかと思う。
肩の荷が、大分降りた気がする。
あと一息だ…。





そんな心境故だろうか、ジャケットの袖の間を潜る少し冷たい夜風が心地良い帰り道だった。
今日は、これで。
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誕生日:
1992/03/21
職業:
社会人
趣味:
日本文化に触れること
自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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