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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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新入生の絡む行事が中止になったり延期になったりするだけで、私の大学では基本的に授業開始の日程なんかの変更はないらしい。
1ヶ月始業が遅れる…くらいの事は覚悟していたのだが、極力平常運行する予定のようだ。


家に居ても、退屈だわネガティブになるわで8割方損をしている気がする私はむしろ平常どおりにやってくれるほうが精神的にも有難いのだが…東北から上京してきた友人も大学にいたりするので、そういう人たちにとっては“平常どおり”が心身両面で重荷になりやしないかと心配でもある。

…何故かうちの大学、東北から上京してくる子が結構いるのよね。
私の周囲だけなのか何なのかは知らないけど。




こういう震災が起こったりすると、否が応でも心を病む人が増える。
すると、心理屋の仕事は必然的に増える訳で。
人の不幸で飯を食う…とまではいかないだろうが、どうも心境は少し複雑。
もっとも、これで今更指針がぶれているとか云う訳ではないけれど。


先月末に病院に行ったときに、先生やカウンセラーには自分らが凹んでいる暇はないんだろうなぁ…と思った。
「私もまだめまいがするよ。君の3倍くらい生きてるけど、あんなの私も初めてだ」と先生が言っていたのが印象深い。

そんな姿を見て、『ああ、ライフラインの整備されている首都圏に住んでいる私が精神的にやられていてどうするよ』…と改めて思ったりしたもの。
むしろ、そうやって心の弱ってしまった人を救いたくて勉強しているんでしょう?と。
病院の先生に、自分の将来目指す姿を垣間見た気がする。


3月11日は偶然家にいたもので、地震発生直後からもうずっとテレビに張り付いていた。
そして、多分それがいけなかった。
津波の中継が、見たくないものを映してしまっているのをずっと見ていて、少し心をやられた。
1週間くらいは、ほとんど動けずにいた。


そうやってショックを受けて動けずにいた自分を責める必要は、ないだろう。
ウン百年に1回とか、主張によっては千年に1回とか言われる大災害を見たのだ、平常心を保てというほうが無茶だと思う。

だけど、進化した鮮明なメディアによって過度に干渉される必要はなかったのかもしれない…と思う。
メディアの取り扱い方には気をつけよう。



今でも、地震が起こるたびに自分でもびっくりするほどに五感を研ぎ澄ましてしまっているけれど。
原発も今もなお予断を許さない状況が続いているけれど。

それでも、学校も始まることだし、徐々に日常に戻っていくのだろう。
日常を過ごしながら勉強することが今の私に出来る最大限なんだろうなぁ。

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自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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