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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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しょこたんの『TYRANT too young』という曲が個人的に結構いい戦闘曲。
誰と戦うんだよ?何と戦うんだよ?という疑問はさて置いて。
とにかく、ロック調でテンションを引き上げるのに向くお気に入りの曲。



ただ、歌詞が難解。
まずギリシア神話がわからないと理解不能。
ミダースとか、プレアデスの7人姉妹とか。
ミダースの話は何かで知った時に結構ショッキングだったもので覚えていたのだけど(実の娘を黄金の彫刻に変えてしまったりとかいう話が印象的だった)、プレアデスは全然知らなくて今回初めて調べた。

オリオンの神話なぞ、さそり座関連以外は知らなかったわ。
好色なのね、オリオン。




ただ、ギリシア神話を多少調べてみたところで難解なのは相変わらず。
言葉の整合性よりもノリと勢い重視なのだろうか?




そもそもタイトルの暴君(TYRANT)という言葉、走れメロスのディオニス王をまず思い浮かべてしまう。

そして、太宰治つながりでカチカチ山の“アルテミス型の少女”という言葉を思い浮かべる。
(太宰曰く“そんな女性に惚れると惨憺たる大恥辱を受けるにきまっている”らしい。妙に納得できる自分が切ない)

このアルテミスという女神はオリオンと恋仲で、アルテミスと出会う前のオリオンに追い掛け回された事からプレアデス7姉妹は星に姿を変えたという。
5年も追われ続けたそうだ。オリオンがいくら美男子でもそんなに追い回されたら嫌がられるだけだろうなぁ。
もしくは、プレアデス姉妹はアルテミスの侍女ともいわれる。


『暴君』という言葉から脱線した思考が、太宰を経由してプレアデス、歌詞の内容へと戻ってくる。
何か思考回路が繋がった気がして、ちょっと心地よい。

去年行った河口湖畔の天王山がカチカチ山のモデルだったと知った時も、何だか点と点が繋がるような、こういう心地よさを感じた気がする。
ここでまた太宰か、カチカチ山か、と。

それからしばらく後に読んだ森見登美彦『夜は短し歩けよ乙女』の作中で、カチカチ山の“惚れたが悪いか”という台詞が登場した時に、その心地よさが更に勢いを増して再燃したのは言うまでもない。
ここまで来て更に太宰以下略。




…随分と話が逸れた。
とにかく歌詞の内容は中々解読しがたいが、ノリと勢いを楽しめる中々イイ曲に出逢ったのでありました。

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自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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