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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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「スキャットマン・ジョン氏死去」
たしか1999年だったかな。私が小学校2年生だった頃のニュース。
そんなに幼かったのに、このニュースだけは鮮明に覚えている。
自分でも不思議なくらいに。
何故なら、スキャットマンの楽曲は私が生まれて初めて好きになった曲だから。

まだ3歳くらいの頃だったと思う。
買い物の行き帰りの車内で父に「SCATMAN'S WORLD」を再生してくれ、とよくせがんでいた記憶がある。
(もちろん曲名なんかじゃなくて、リズムを口ずさんでこの曲聴きたいーって)
当時は英語の歌詞なんて当然理解してるはずもなくて、聞こえがなんとなく好きだったのが理由だけど。

最近になって歌詞を読み返したり、スキャットマンについて色々と調べる中で私は歌詞はもちろん、スキャットマン自身の考え方も含めて彼の楽曲が改めて好きになった。
「SCATMAN」の歌詞の一節にこんなものがある。
"Everybody stutters one way or the other,so check out my message to you.As a matter of fact don't let nothing hold you back.If the scatman can do it,so can you.”
(いずれにしろみんな吃るんだ。僕のメッセージをよく聞いてくれよ。実際どんなことがあってもあきらめたりしちゃいけない。スキャットマンが出来るなら君にだって出来るさ)

ここでの吃るとは吃音だけの事ではなく、みんな問題を抱えている、みんな何らかの悩みを持っている、という意味。
そしてそのような問題や悩みを新たな強さの源にすることが出来るのではないか。悩みの中に埋没してしまったり、それを恥とすることもできるけれども、そのような問題を乗り越えることによって、それをポジティブなものに変えていくことが出来る。

これが「SCATMAN」に込められているメッセージとの事。
彼自身も吃音者でありながらそれを逆手に取った「スキャット」の歌唱法で大成功を収めている。
(吃音とは言語障害の一種)



これを読んだ時私は、泣いていた。
何故かなんて全然わからないけど、すごく安心して。
記事を書いている今も軽く涙ぐんでいる。
今日UPするのはこの詩の曲ではないけれど、この曲も非常にいい曲。
「大切な事」を教えてくれたJohn Paul Larkin氏(本名)に感謝すると共に、ご冥福をお祈りします。

では、Scatman JohnでSCATMAN'S WORLDです。

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不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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