宛てもなくふらふらと人様のブログを読み漁ってたら、とある女優さんのブログに辿り着いた。
その人は2008年で引退したらしく更新も2008年12月で終わっているブログだったのだが、引退告知の記事を見て私との境遇の近さに驚いた。
「自分で決めた引退なのに寂しい。
皆様の今までのコメントや顔が思い浮かんで…
でも前向きな引退。
来年から次の新しいチャレンジをスタートするんだよ」
私の心境と、何ら変わらない。
前向きな、前進するための別れだとわかっていても、辛いものは辛いって事だ。
彼女は、その後にこんな一文を続けている。
「変わること変わらないこと、そのどちらも変わること」
抽象的でわかりづらいかもしれないけど、今の私にはこの言葉に込められた意味がよくわかる。
変わることは大切だけど変わらないものも大切で、変わってほしくなくても変わらなきゃいけないものが…って復唱する必要はないか。
私もこれによく似た文章を、「部活向けではない」駄文に綴った。
気になるなら探してみるといい、校内のどっかにあるから。
あるいは、私のUSBメモリの中にある原本でもいいだろう。
しかし彼女のブログと私のブログ、似たような境遇にあり似たような事を感じ、それを書いているのにまったくの別物に見えた。
何故、だろうか。
あちらさんは☆やら顔文字やらで可愛らしくなってるのにanotherには洒落っ気がない…けどそんなもんどうだっていい。
コメント量が劇的に違う…けどいいんだよ、俺は有名人じゃねぇんだ。少数精鋭でいい。少数すぎて寂しいのは認めるけど。
あんまり、メソメソしてないんだよね。
言い方次第じゃ女優なんてその人そのものが商品な訳で、ブログもその商品の一端にあたるのだからあんまり病んだ記事は書けないのかもしれないけど。
でも多分それを差し引いても、私が相当ネガティブなのが見て取れる。
そう…なんだよなぁ。
ネガティブ思考を隠す為に必死に言動を誤魔化してた分、こっちは反動でジメジメとキノコが生えてきそうなくらいに湿っぽくなってたんだよなぁ。
リアルで無理に明るく振舞って誤魔化す度に、心の奥底にはなんか形容のできない湿ったものが積もって。
そしてこっちでも湿っぽい記事を書いて。
誤魔化してたつもりがどんどん湿っぽさは増して、坩堝に嵌って自分を苦しめてただけなんだよなぁ。
あるいは、その痛々しい空元気の振る舞いで周囲の人も傷つけてしまっていたかもしれない。
要は、何をそんなに悲観的になってたんだ?って事で。
いつまでも負の感情に囚われて体を動かさない事が、どれだけ無意味か。
…実は、今日の朝体が動かなくて行きそびれちゃったんだよね、表彰。
風邪でダルかったのもあるんだけど。マジダルビッシュ。ダルオモ。
その影響で塞ぎこんで、ネットに逃避してた。
だけど、彼女の記事を読んで心が動いた。
確かに行きそびれたのはよくない事だし、反省すべきでもある。
でもその感情に囚われていて今日という1日を無下にしていいものなのか?と。
同席できなかった分の代案を考えるなり何なりして、何か行動しなけりゃ今日が無駄になっちまう。
で、午後6時過ぎに何か行動しなければと家を飛び出す。
しかし今日は日曜、東進は7時で閉まっちまう。
…面白い。運試しといこうか。
本当は今日休んで栄えある必勝なんたらの記念すべき脱落者第一号になろうと思ってたんだが…6時50分に滑り込む。間に合ってしまった。
10分だけ単語と向かい合って、即退室。
ほぼ何もできなかったようなもんだろう、たった10分だ。
だけど、私の心には形容しがたいけど…なんとなく達成感があった。
多分これは、引き篭もってる時に痛いほど感じていた漠然とした虚無感と対をなす感情なんだと思う。
絶望感にやられてた1日だけど、最後の6時間だけ生気を取り戻したような気がした。
さ…明日、今日の分まで取り返さなきゃ。
あと2日、いよいよだ。
それじゃ、また明日。
|////| ( )ノ |////| ウィーン(自動ドア
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現在は、どうにかこうにか社会人。
【座右の銘】
明日は明日の風が吹く