~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
…は言わずもがな、「明日は明日の風が吹く」。
そして同時に「明日は私の風が吹く」。
another dayだもん。
これとは別に「克己」も座右の銘としていた時期があった。
残念ながらうつ改善とは相反する思想であり、現在では取り下げているつもりだが。
否…今も心のどこかでは生き続けているのかもしれない。
カタブツだから、無意識に。
東進の某担任助手と私で少し克己の意味の言い回しに違いがあるようなので、ここに書き留めておこうと思う。
(丁度一週間、ちょっと遅い気もするが…まあいいだろう)
私の思う「克己」とは、読んで字の如く『己に克つ』事。
自分の弱さを、打破する事。
欲望だとか、邪念だとか。
そんなものを、打ち破る力。
…小6の時の担任が、「克己」を信条とするやたらカッコいいおじさんだった。
寡黙で冷静なのに熱くて、普段は他人面してるくせに誰よりも生徒思いで。
なんかとにかくカッコいい人だった。
そんな彼の信条を真似ているうちに、私自身の信条、座右の銘となったのかもしれない。
否、多分そうなんだろう。
…しかしあの先生、「今年で定年」と私が小6の時からウソをつき続けて今年もまだ学校にいるらしい。
本当の年齢いくつなんだ、あの人…。ミステリアス。
2年前の「全てが真っ当でなくてはならない」という思想だった頃の私が持っていた克己心は、良くも悪しくも真っ直ぐすぎたのかもしれない。
そんな私が不登校という「真っ当ではない道」に踏み込んだ時、この克己心は酷い毒物だった。
己に打ち勝つ(この時には既に克つという感情ではなかった)という一心で、ひたすらに自分を攻め立てた。
「どうして真っ当ではない道に踏み込んだ?」「どうしてまだ抜け出せない?」と。
ここまで歪んでしまえば、これはもう克己でもなんでもない。
自己嫌悪、そして自己嫌悪、更に自己嫌悪。
うーん…思い出すだけでも痛々しい。
世間知らずの坊ちゃんだったんだなぁ。
いや、今でもそうなのだろうが。
不登校の1年を経て、そして人の心に否応なしに触れ続けた1年を経た、今の私は。
真っ当な正攻法だけじゃなくたって、生きていける。
高認を利用しての飛び級を決めた時の私を動かしていた感情、それは克己心なのではなかろうか。
常人が通らない棘の道を通ろうとも、過去の自分に打ち克とうじゃないか、と。
「真っ当な道」を再び外れる決心をしたのも、克己心だったらしい。
今では悲観的だった2年前の自分こそが、己に負けた姿だったのではないかと思う。
己に負けて卑屈な考えを持つことなく、己に打ち克って人生をより楽しく、よりよいものにしていく。
それこそが、今の私なりの「克己」か。
……書いていてたった今気づいた、今でも「克己」は私の中に生きているらしい。形こそ違えど。
いや、経験が死ぬ事はないのだろう。
どんなに昔の経験であっても、どんなに苦い経験であっても、形を変え姿を変えその人の心に生き続ける。
それが蓄積する事で「その人らしさ」が出るのだろう。
だからこそ、人間とは歳を増す毎に深みの出る生き物なのかもしれない。
それじゃ、どうにも人生論くさくなってきたので今日はこれくらいで。
|////| ( )ノ |////| ウィーン(自動ドア
そして同時に「明日は私の風が吹く」。
another dayだもん。
これとは別に「克己」も座右の銘としていた時期があった。
残念ながらうつ改善とは相反する思想であり、現在では取り下げているつもりだが。
否…今も心のどこかでは生き続けているのかもしれない。
カタブツだから、無意識に。
東進の某担任助手と私で少し克己の意味の言い回しに違いがあるようなので、ここに書き留めておこうと思う。
(丁度一週間、ちょっと遅い気もするが…まあいいだろう)
私の思う「克己」とは、読んで字の如く『己に克つ』事。
自分の弱さを、打破する事。
欲望だとか、邪念だとか。
そんなものを、打ち破る力。
…小6の時の担任が、「克己」を信条とするやたらカッコいいおじさんだった。
寡黙で冷静なのに熱くて、普段は他人面してるくせに誰よりも生徒思いで。
なんかとにかくカッコいい人だった。
そんな彼の信条を真似ているうちに、私自身の信条、座右の銘となったのかもしれない。
否、多分そうなんだろう。
…しかしあの先生、「今年で定年」と私が小6の時からウソをつき続けて今年もまだ学校にいるらしい。
本当の年齢いくつなんだ、あの人…。ミステリアス。
2年前の「全てが真っ当でなくてはならない」という思想だった頃の私が持っていた克己心は、良くも悪しくも真っ直ぐすぎたのかもしれない。
そんな私が不登校という「真っ当ではない道」に踏み込んだ時、この克己心は酷い毒物だった。
己に打ち勝つ(この時には既に克つという感情ではなかった)という一心で、ひたすらに自分を攻め立てた。
「どうして真っ当ではない道に踏み込んだ?」「どうしてまだ抜け出せない?」と。
ここまで歪んでしまえば、これはもう克己でもなんでもない。
自己嫌悪、そして自己嫌悪、更に自己嫌悪。
うーん…思い出すだけでも痛々しい。
世間知らずの坊ちゃんだったんだなぁ。
いや、今でもそうなのだろうが。
不登校の1年を経て、そして人の心に否応なしに触れ続けた1年を経た、今の私は。
真っ当な正攻法だけじゃなくたって、生きていける。
高認を利用しての飛び級を決めた時の私を動かしていた感情、それは克己心なのではなかろうか。
常人が通らない棘の道を通ろうとも、過去の自分に打ち克とうじゃないか、と。
「真っ当な道」を再び外れる決心をしたのも、克己心だったらしい。
今では悲観的だった2年前の自分こそが、己に負けた姿だったのではないかと思う。
己に負けて卑屈な考えを持つことなく、己に打ち克って人生をより楽しく、よりよいものにしていく。
それこそが、今の私なりの「克己」か。
……書いていてたった今気づいた、今でも「克己」は私の中に生きているらしい。形こそ違えど。
いや、経験が死ぬ事はないのだろう。
どんなに昔の経験であっても、どんなに苦い経験であっても、形を変え姿を変えその人の心に生き続ける。
それが蓄積する事で「その人らしさ」が出るのだろう。
だからこそ、人間とは歳を増す毎に深みの出る生き物なのかもしれない。
それじゃ、どうにも人生論くさくなってきたので今日はこれくらいで。
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プロフィール
HN:
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年齢:
33
性別:
男性
誕生日:
1992/03/21
職業:
社会人
趣味:
日本文化に触れること
自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。
【座右の銘】
明日は明日の風が吹く
現在は、どうにかこうにか社会人。
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明日は明日の風が吹く
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