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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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ご存知だろうか…否、知ってたらおかしいな。
どこの局だったかは覚えていないのだが、実は月曜から今日まで3日連続で14時から「バック・トゥ・ザ・フューチャー」をやっていた。Part1~3まで1日1作。
言わずもがな、マイケル・J・フォックスとクリストファー・ロイド主演の名作SF映画。
デロリアンを改造したタイムマシンで、過去へ未来へと奔走するアレ。
全日制の学校に縛られない私故に、見る事が出来てしまったのである。



正直どれも3回くらいは観ているのだが、何度観てもやっぱりハマる。
観る度に私の見方が変わっていくのが原因だろう。
段々と英語のジョークを理解できるようになったりだとか、登場人物の小さな変化に気づけるようになったりだとかで。

Part2のマーティの上司の日本人の名前が「イトウ・フジツウ」だったのには笑わせてもらった。
多分日本語に直すと…「フジツウ イトウ」さんなんじゃないかな。
うん、多分「イトウ」がファーストネーム。
とんちんかんすぎて笑えた。

後、Part3の決闘シーンでの防弾チョッキ代わりの鉄板がクリント・イーストウッドの「荒野の用心棒」のパロディである事も今回観て初めて知ったかも。
…よく見たらPart2の歴史が変わった1985年でビフが見ていた映画も「荒野の用心棒」っぽかったし。



極めつけは、やっぱりマーティやドクの心情の変化を読めるようになったところだけど。
3作ぶっ続けで見ると、わかりやすい。
「Chicken!」なんていう挑発にすぐ頭に血を昇らせていたマーティが、Part3の終盤では挑発を受け流せるようになっていたり(受け流してはいないか…でももう挑発には乗ってないよな、あれ)。

「未来を自分の目で見る事」に何だかんだで執着していたドクが、3のラストでジェニファーとマーティに告げた言葉「未来は君たち自身で作るんだ」。
この言葉には、思わずグッときた。
どんな未来が待っていようとも、きっと「今」をいかに生きていくかで未来はいくらでも変わっていくんだと思う。


人類の永遠の夢、タイムトラベル。
だけどそれは現実には存在しない「夢」のままであるからこそ、未来に対して不安を、そして同時に期待を抱けるのではないだろうか。
やり直しできない人生だからこそ、後悔もあれば楽しい思い出もあるのではないだろうか。
タイムトラベルが出来て過去も未来も全部思い通りなら、きっと人生つまらない。
失敗があるから、成功は輝く。
涙や悲しみがあるから、喜びも一層大きくなる。
私の過去も振り返りたくない、苦い経験も多い(不登校以外にも、色々と…)。
でもその苦い経験がなかったら、今の私はいなかったろう。
何度も転んで、泥まみれになって、地べたを這いずって。
それでもなお前へと進もうとするからこそ、人間は何かを学び、強く…そして優しくなれるのではないだろうか。






…映画を語るつもりが結局人生論。自分の文章の「癖」に嫌気がさすなァ。
まあいいや、今日はこれにて。
|////| (  )ノ |////| ウィーン(自動ドア








P.S.
マーティ役のマイケル・J・フォックスって身長163cmらしい。
なんだ、私とほとんど変わらん。むしろ私のほうが1cmくらい…以下略。
体が小さくても、あんなにカッコいい人もいるのか。
んー、憧れる。

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無題
初めまして。夜月栖依さんのところからお邪魔させてもらいました。
ブログの落ち着いた雰囲気や、読んでいて引き込まれるような文章が素敵ですね。
マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病で闘病中ですが、今後も多くの活躍をして欲しいと思います。
Guinevere URL 2009/06/11(Thu) 編集
Re:無題
>初めまして。夜月栖依さんのところからお邪魔させてもらいました。
>ブログの落ち着いた雰囲気や、読んでいて引き込まれるような文章が素敵ですね。

お初です。初めて見る名前だと思ったら、栖依のところから。

…おだてても何も出ませんよ?
ブログの落ち着いた雰囲気はBGMも踏まえて私自身も結構力を入れている部分なので、気に入って頂けて幸いです。

自分で書いた文章は…自分ではコメントし難い。
最初は知り合いのとあるブロガーさんの「常に世間の定石の裏をかく」ような書き方に憧れて真似ていたものが、知らず知らずのうちに自分流になって現状に。
去年部活で知り合った友人達に私の書く文章がやたら好評だったので、ネトゲのプレイ日記にするつもりがそのまま廃れていたこのブログをもう一度立ち上げて物を書くスペースにしました。
もっとも、最近は彼らからのコメントはぱったり途絶えてますが^^;


>マイケル・J・フォックスは、パーキンソン病で闘病中ですが、今後も多くの活躍をして欲しいと思います。

初めてBTTFを見た時(多分小学生)に親から彼のパーキンソン病の話を聞いた時のショックは、未だにかなり鮮明に。
でも近年では欧米のアニメの声優をしていたり、完治ではないものの少しずつ芸能活動もされているようですね。

私も彼のご活躍を願うばかりです。
2009/06/12    another
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自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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