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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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夏風邪の脱字ではありません、夏風でいい。




窓を開けたら、夏特有の匂いのする風が部屋の中に吹き込んできた。
雨上がりのせいだろうか、夕立の後に吹くスッと冷たい風のような。
どこか湿っぽくて、でも涼しくて気持ちよかったりする感じの。


「あぁ、もうこんな季節なのか…」と感じた。
いかんせん引き篭もりのような生活をしていると、季節感が掴めない。
家にいても外出しても、9割方屋内なもので。


さっきまでそんな風に吹かれながらKOTOKOの「went away」とか水樹奈々の「Late Summer Tale」を聴いていた。
この2曲は、夏の終わりにぴったり。
あぁ今年の夏ももう終わりか……あれ?
ちゃうちゃう、今年はまだこれからだ。
あまりにも夏の終わりすぎる曲と、あまりにもそれを助長する風に吹かれて錯覚しかける。


確か去年の今頃だったと思う、「went away」と出逢ったのも。
履歴を辿ると…2008年7月7日にDLした形跡が。

色褪せてゆくアルバムの中で 君だけがあの頃のまま~♪

…よりにもよってこの曲を7月7日に?織姫と彦星が永遠に逢えなさそうだ。
天の川が氾濫してどうしようもなくなりそうだ。
と言うか、多分これじゃ既に死別してるぞ。

しかしこんな本当に「終わり」にぴったりの曲をまだ七夕、夏の初めに好んで聴いていた私は…。
今年なんて6月22日、エスカレートしてもっと早く…。


「物事の終わる一瞬の儚さ」に美学を感じる私らしい…のだろうか。
今年の散りゆく桜を見て初めて気づいたよ、私が儚さに美を感じる人間だと。

でもさぁ…だからって最初から最後な気分でいる必要はないと思うんだよ。
「最初からクライマックスだぜ!」とか赤い鬼の人が言ってた気がするけど。
クライマックスじゃなくていいんだよ、多分。
プロローグから静かに始まって段々盛り上がって、そして最後のエピローグだからこそきっと儚いんだよ。
最初から儚くてもそれはあんまりよくないよ。
もっと夏らしい曲…ポルノグラフィティの「ミュージック・アワー」とかnobodyknows+の「SUMMER」(これはマイナー)とか聴こうよ。
もっとテンション上げてさぁ…。

…だがしかし、平日昼間は完全に独りぼっち。
それを考えたら、なんかもう私そのものが儚い…。
なんならこのまま儚く美しく散ろ…これはさすがに散らない。
生きてこそ、だ。
天寿をまっとうして、その上で迎える死期ならきっとさぞかし儚く散れるだろう。










なんなんだ一人で自分にツッコんだりとか。
何やってんだ、私。
儚いと言うか、これはただ寂しい子にしか見えないような…。
…お後がよろしいようで。

|////| (  )ノ |////| ウィーン(自動ドア

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男性
誕生日:
1992/03/21
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社会人
趣味:
日本文化に触れること
自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

【座右の銘】
明日は明日の風が吹く
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