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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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朝窓を開けると、セミの合唱が聴こえる。
「夏だなぁ」と思うのだが、毎年セミの合唱に伴う「あぢー」がない。
降る雨も、夏の雨とは思い難いくらいぽたぽたと梅雨のような雨。
全然、夏らしくない。
「冷夏」ってやつになるんだろうか、今年は。



蒸し暑さにイラついて除湿をかけっぱなしになってしまう私にとっては、有難くもある気候…でもあるが。
電気代、節約。エコになる。
しかし夏なら、やはりぐだーっとなるくらいの暑さがないとらしくない。
雨だって、夏ならもっと夕立のように空気の汚れすらも削ぎ落とさんとするくらいの勢いでザーッと降ってくれないと。
むしろそうでないと、体が季節感を失ってしまう。
曜日感覚に1日のリズム、それに季節感まで失っちまったら私は人間でなくなるぞ。






家の近所では、アブラゼミとミンミンゼミが鳴く。
朝夕には、少しだけひぐらしも鳴いてるかな。
これがホントのひぐらしのなく以下略。
もう少ししたら、ツクツクボウシも出てくると思う。


ひぐらしに夕暮れ時にカナカナ鳴かれると、俗に言われるように確かに物悲しさを感じる。
しかし私は、どのセミの鳴き声にもどこか哀愁を感じる。

何年も地中で過ごして、時期が来たら外敵を避けてわざわざ夜中に羽化してやっと成虫になって。
だけど、その成虫として生きていられるのはひと夏の間だけ。
儚いものだ、長い一生の中で咲き誇れるのは最期のひと夏。
きっと後1週間もしたら、命果てたセミの亡骸がベランダに落ちてたりするようになるだろう。
(あいつらは、何故周囲に木もないうちのベランダで命果てるのだろう。うちの壁に止まって最期の時を過ごしているセミがいるのか?)


春の儚さが桜の散り様なら、夏の儚さに私はセミを推そう。
夕暮れ時の鳴き様も、その生き様も儚さを感じる。

…悪い癖だ、無意識のうちにまた儚さ探しをしてる。
私自身は、まだまだ散り花になるつもりはないんだがな。
まあ、たまには自然に目を向けるのもいいものだ。






それじゃ、今日はこれで。
もしかしたら読みづらい人もいたか?極力描写は避けたつもりだけど。
|////| (  )ノ |////| ウィーン(自動ドア

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1992/03/21
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自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

【座右の銘】
明日は明日の風が吹く
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