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~明日は明日の風が吹く~…なんてね。
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そうか、世間では三連休なのか。
土曜登校・出勤の人でも連休ではあるのか、明日は祝日だったか。
毎日が以下略な生活を送っていると、本当にそんな事すらわからなくなる…。
明日あたり、なんだかんだで1ヶ月近くずーっと引きずってる風邪の初期症状的なもの(鼻水とか、咽喉の痛みとか)を診てもらおうかと思っていたのだが、祝日じゃ休診じゃまいか。





さてタイトル。
「旅」と、「旅行」。
個人的なものさしでは旅はお江戸以前の昔のもの(着物と笠っていうイメージ)で、旅行は現代における旅の互換のようなものだと思っている。



一見、似たような感じがする「旅」と「旅行」。
だけどよく考えてみると、この2つは似て非なる別物ではないだろうかと思う。


「旅行」は…まあ、さしあたりガイドマップなんかを見ながら名所を回ったりする。
しかし、「旅」の時代に写真つきでカラーのガイドマップなんてあるはずがない。
せいぜいガイドと呼べるのは、他人から聞いた噂・評判くらいなものか。

そう、映像も写真もない。評判だけ。
写真でどんなものかの大体を把握していれば、「やっぱり本物は綺麗だな」とかいう感情を持てる。
事実、私が今まで経験してきた旅行もほとんどがそういうものであった。
…でも、映像も写真もない状態で実物を見た時、人は何をどう感じるのだろう。
たとえば、内陸で生まれ育った昔の人が初めて海を見た時、その人は何を思ったのだろう。


旅の道中もまた、全くの別物なのだろう。
車も電車もない。舗装された道路もない。
…至極当然の話だけど。
舗装された道路がないって事は勿論トンネルなんかもない訳で、山があったら越えていたのだろう。

そうなれば野宿は然り、酷ければ山賊やら盗賊に出くわして有り金全部奪われるかもしれない。
下手したら命すらも危ういものであったかもしれない。
まさに「一寸先は闇」だったのではないかと思う。




よく、「人生は旅だ」なんて言われる。
実際に「人生は旅」でヤフったら、約334,000件もヒットしたようだ。


この「旅」が指すのは、現代の旅行ではなくて昔の旅なのだろう。
人生、いつ何が起こるかなんてわからない。
もしかしたらこの私だって、今こうやってブログを綴っている真っ最中に大震災で家ごと潰されるかもしれない。
(一応震度7に耐えうる家、らしいが…)
あるいは、明日道を歩いていたら背後から突然サクッと刃物で殺られるかもしれない。
怨恨だか通り魔だかなんていう事は想像もしないが。
「CLOSER」の歌詞を借りるが、「今ここにいる事、息をしている事。ただそれだけの事が奇跡」なのだろうとつくづく思う。

こんな、マイナス思考の話ばかりでもダメだな。
逆に人生が旅ならば、「海を見た事がない人が初めて海を見た時の感動」のようなものを体験しながら生きていくものでもあるだろう。
そう考えるだけでも、明日がちょっと楽しみに思えてくる。







それじゃ。
|////| (  )ノ |////| ウィーン(自動ドア

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自己紹介:
不登校時代に「エターナルカオス」というゲームが大好きだった、とある平成生まれ。
現在は、どうにかこうにか社会人。

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